2009年 01月 19日
プリントをどう展示するか。
ル・デコの5階はオーソドックスな写真ギャラリー。

僕個人的には、写真なんて「絵画」じゃ無いんだから、出来るだけ『偉そうな額』での展示はしたくないと思ってます。
見て欲しいのは、「写真」ですからね。

思い切って壁にプリントを直張りする展示にしたいんですが、実はこれが一番難しいんです。

部屋を暗くして、魅せるライティングも熟慮し、しかも紙のうねりや反り対策をした上で尚、紙の厚みを感じさせない貼り方をしないとみすぼらしい展示になってしまうんです。
それ以前に、相当なレベルの作品じゃ無いと、ただの『安上がり展示』にしか見えないのです。
残念ながら、今の僕らのレベルじゃ未だ無理ですから、今回は「直張り」は止めときます。

そうなると、、、

第一候補はDNPフォトルシオ社製の「画廊」っていう、アルミ製のフレーム額です。
一番無難な展示方法です。実際「画廊」か、画廊と同じパーツで組んだオリジナルの額での展示が、あるレベル以上の写真展では大半です。
但し、市販されてる既製品の「画廊」は『偉そうな額』です。マットの紙の面積が広く、確かに写真は栄えますが、額が主張し過ぎです。
もし僕らが「画廊」で行くなら、写真の面積を広く、マットの面積を狭くした特注仕様で作って使おうと思っています。
一度自分の好きなサイズで組んじゃえば、あとは何年も使い回し出来ますから、高価な額ですが長い目で見たら「割安」ですしね。
気が早いけど、間違いなく「第二回3人展」もあるしね。

第二候補は、アルポリックという素材(主に建材に使われる薄いプラスチック板を薄いアルミ板でサンドイッチした新素材)に写真を貼り、2cm程の下駄(台)を裏に張って壁面から浮かせて展示する方法です。
色彩鮮やかな写真では、この素材の下地(シルバー)を見せてフレームっぽく展示するとメタリックな感じで華やかで一般受けが良いんです。フジカラーの「プロフレーム+クリスタルプリント」がこのコンセプトですね。
でも、これでは僕らの地味な作品では、写真が死んでしまうんです。
だから、アルポリックが見えないように全面写真にして下地を隠し、写真だけがぽっかり壁から浮いていて、スポットライトが作る写真の影がフレームの代わりになるようにしないといけない。
アルポリックだと写真を入れ替える事が出来ないので、写真展の度に額装代(高い!)がかさむのが難点です。
うぅーん、、、迷いますね。

一方、4階は、、、

ハレパネ(スチレンボード)で決まりです。
こちらは大小さまざまな「写真≒猫」を探す楽しみを味わってもらう空間にしたいから、
そして、4階の空間自体がオーナーの設えた一つの大きな「額」みたいなものだから、納まる写真に額は似合わないと思います。
奇想天外な展示には、たった3日だけの展示には、軽いスチレンボード以外は難しい。
(設置時間的、そして金銭的にも)

あっ、見てのお楽しみって事で詳しくは書きませんが、4階は相当ビックリな空間です。


硬と軟。

特にH2のファンは絶対4階を見逃さないで欲しい。
MARはスマートに両方を使い分け、かっこよく決めるに違いない。
それに引き換え、Hoshinoの4階での展示は寛大に見て欲しいな。

それと、木曜日の深夜には5階の写真も一部差し替えて、、、

まぁ、こんな事をあれこれ悩みながら考えるのも、写真展を開催する楽しみの一つなんですよね。
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by tokyonekogatari | 2009-01-19 14:50


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