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2009年 01月 17日
ギャラリーと本契約完了。
今日、3人揃って会場使用の本契約のために「ル・デコ」へ行ってきました。

「ル・デコ」へ最初に予約の電話を入れたのは2008年12月末でしたが、予約金と申込書の提出を持って本契約が発効します。
よって今日、写真展開催は不退転のものとなりました。

「作品の良し悪しはギャラリーが決めるんじゃなく、見に来てくれる人が決めれば良い。だから、ポートフォリオなんんか見せなくて良いよ。」

契約を交わす時、オーナーはそう言いました。

そう、写真展なんて(ごく一部の審査の厳しいギャラリーを除いて)お金さえ出せば誰にでも出来ます。別に開催自体は特別な事だとは思っていません。
猫の写真が好きだから、自分達の今のポジションを肌で感じたいから、ライブな反応が見たいから、だから皆様に見て頂きたくて開催するだけです。

好くも悪くも注目されてる分、プレッシャーも少しだけ感じます。
賛辞のお言葉に比例して、心無い批判も益々増えるでしょう。
これを境に何かが変わるわけでも、生活が楽になるわけでもありません。
それどころか、普段から我々のわがままを笑って許してくれてる家族にも、費用捻出の苦心を強いてしまいます。

それでも僕らは今、最高にワクワクしています。

「ル・デコ」の5階はオーソドックスな写真ギャラリーです。
きちんと額装して、写真を魅せるにふさわしい雰囲気の空間です。

一方、「ル・デコ」の4階はチャレンジの空間です。
その空間自体が「雑然とした東京の裏町」そのものの雰囲気です。

「普段、写真ってギャラリーのような異空間では鑑賞しないですよね。日常私達が写真を目にするシーンって、ゴチャゴチャしてるでしょう。だからこんな空間を作ってみたかったんです。」

オーナーは初めて笑顔でそう語りました。そう、このギャラリーは表現者への挑戦状なのです。
「此処を使いこなせるかい?」って。

でも、MARもH2もチャレンジャーでした。

『型にはまった展示じゃ物足りない。 面白いじゃないか!』

空間をプロデュースする展示にしなければいけない。
飾り付けも、現物合わせ的な作業になるし。
この空間に見合う写真も撮らないといけないし。

・・・・・・・・・・

課題は山積みですが、、、

それでも今、僕らは最高にワクワクしています。

by tokyonekogatari | 2009-01-17 21:55


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