2019年 04月 08日
2019年10月8~20日「東京湾岸のねこたち」をテーマにした6度目となる個展を開催致します。 会場は、外苑前に満を持して突如オープンした「Nine Gallery」となります。 https://ninegallery.com/ 2005年~「東京湾岸のねこたち」をテーマに述べ1200日間にわたり撮影して来ました。 その発表の場としてずっと「メーカーギャラリー」での個展に強く拘ってきました。 『犬猫写真』と言われ、およそ見ても頂けなかった猫の写真をしっかりと「写真作品」として評価して頂きたい。 その為には、難関といわれるメーカーギャラリーでの審査を経て展示することしか、無名の一アマチュアである私には方法が無かったからです。 2007・2010年キヤノン、2010年エプソン、2013・2016年コニカミノルタ、とその思いを実現してきたと勝手に思っていました。 しかし、時まさに猫ブームでもあり、むしろその評価は逆の方向に行ってしまっている気がしていました。 気が付けば、コニカミノルタプラザでの個展から3年もの月日が流れ、なんとなく初志が消えかかっていました。 いろいろなものを諦めていたのかもしれません。 もちろん写真に対する考え方は様々。 いろいろな味趣趣向があり、どれも時代に必要とされていますので、それを否定するつもりはありません。 むしろ私の描いた理想の猫写真は、消費者にとっては全く不要なのだと、自分自身が一番よく知っています。 ただ一つ、私個人がずっと想い憧れてきた「写真展」の形とは違う方向の猫写真企画展が多くなってしまっている気がして残念でなりません。 そんな中、2019年3月に出合いは突然現れました。 三村漢さんが写真に対する自らの強い想いと決意を持って立ち上げた「Nine Gallery」の空間に触れ、『ここで写真展をやりたい!』と強く思いました。 キヤノンギャラリーには「キヤノンサロン」時代から脈々と受け継がれて来た写真家さんの「魂」みたいなものが宿っているといつも感じています。 「Nine Gallery」という、この真新しい空間には既に、キヤノンギャラリーで感じた魂というか『気』が宿っている。そう感じたから、 「この空間で作品を発表してみたい」とフッと突然閃いたのだと思います。 45か月の時を経てしまいましたが、三村漢さんという才能のフィルターを経て、自身として過去最高の個展になると確信しております。 シンプルで淡々と静かに作品と触れ合える空間。 私が思い描いてきた「猫の写真展」の理想の形。 まだまだ先の話にはなりますが、どうぞ宜しくお願い致します。
by tokyonekogatari
| 2019-04-08 23:59
| 東京湾岸のねこたち
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